猫鍋 diary ~ラガマフィン(なぎ・テン)と暮らす毎日~

猫と暮らすことを急に思い立った猫初心者のおやじが、ラガマフィンのなぎと暮らす毎日を気ままに綴ります。

タグ:猫鍋

 数日前になぎは就寝時間がわかるのか?と書いたが、やはりわかっていなかったようだ。あれから何日か様子を見たが、同じようにケージに入っていくことはなかった。そりゃそうだよね。少し安心したよ。
 昨夜もまだ外で遊んでいたいと主張していた。それはそれで可愛い。

✴︎なぎ in 猫鍋
A38A3A68-DBB7-4102-930C-45FA9FE68E94

 食事のネタが多くて恐縮です。
 今、なぎに関する私たちの話題は90%が食べること。とにかく食事がすすまない。かといって元気がないかというと元気いっぱいに部屋中を走り回り、おもちゃで夢中に遊び、腹を見せて寝落ちする。ようするに元気は有り余るほどあるという感じだ。
 食べることも特に食いつきが悪いわけでもなく食べ始めるのだが、4分の1から3分の1くらい食べたところでその場を離れてしまう。連れ戻しても横を向いて食べない。仕方がないので私たちが手に取り与えると食べる。ようするに「かまってちゃん」か?食べなければ私たちが根気よく食べさせてくれると思っているのかもしれない。困ったものだ。
 与えているキャットフードが嫌いかもと他のものを買ってきたり、いろいろチャレンジしているが、どれも効果はいま一つだ。なぎの食卓には3種類のキャットフードが並ぶようになっている。君はグルメなのかな?
 食事の時間が長くなり、終わった時には私も妻もヘトヘトの状態になっている。ただ、なぎに鼻ですりすりされたり、ペロペロ舐められたり、手でぽんぽんされると全て許しちゃうんだよなぁ。なぎの完勝というところか。ブリーダーさんからは、子猫は一ヵ月くらいかけて環境に慣れると聞いているので、焦らず少し待ってやらないとと内心では思っている。

*まぎ、ベッドに顔をのせる。
67D54AC5-0DD0-496B-BB69-E41A1D5BAD77

 昨夜、なぎの爪を初めて切った。もちろん私たちも動物の爪を切るのは初めてである。不器用な私は、なぎを抱っこする(押さえる)役目に徹し、妻に頼んで切ってもらった。なにせ指も小さければ爪も小さい。猫の爪には血管があり、爪先を少しだけ切らなければならない。私も妻もドキドキだ。初めてのことなので手際も悪く、苦戦しながら何とか手の爪は切れた。足の爪もと思ったが、なぎも私たちも疲れ切っていて断念。明日の夜、もう一度チャレンジだ。

*なぎ、爪を切られるとも知らず無邪気に眠りに落ちる。997273BD-5AAD-4783-A63E-C971872C712A

 私が新聞を読んでいると、なぎが寄ってきて邪魔をする。遊んでほしいわけではないようだ。では、何がなぎを引きつけるのだろう。好きなようにさせて少し観察してみた。
 クンクンと新聞に鼻を寄せていたので、新聞紙の匂いが好きと予想したが、どうやら違うようだ。途中からはひたすら手で叩いたり、さすったりしている。どうやらシャカシャカいう音が気になるらしい。新聞と格闘する時は私のお腹に乗ってきて夢中だ。お腹の上で遊んでいるなぎは無条件に可愛い。

*なぎ、新聞紙に乗る。
56E405E9-FF23-4167-BE9F-3CC2D404E155

 先週の土曜日、ソファーの下に潜り込んで2時間も出てこなかったなぎ。一週間しか経っていないのが嘘のようだ。すっかり家にも慣れ元気いっぱいに遊んでいる。そんななぎを見ていると、少し食がすすまないだけでもすごく心配してしまう。
 想像以上に順調だから、そう思ってしまうのだろう。焦ってはダメだ。ゆっくりゆっくりやっていこう。今も私のすぐ側でうとうとし始めた。心を許してくれているんだよね、きっと。

02F0080D-2A90-4180-83E8-BB52D6CDF5BD

 子猫の食事についてネットサーフィンしていたら読んでいたら気になる記事を発見。その記事によると、子猫があまり食べてくれないという飼い主には一つの特徴があるという。それは猫と遊んでばかりいること。子猫にとっては遊ぶより寝る方が大事だと説いている。正しい育て方は、寝たいだけ寝させて、起きたら食事と水、たまに遊ぶというスタイルらしい。
 なぎの睡眠を妨げているつもりはないし、無理に遊んでいる(遊ばせている)つもりもないのだが、こちらからは遊びに誘わないように少し気を付けてみようと思う。猫初心者の私にとって、勉強の日々が続く。

*居眠りなぎ。
04158A01-43BA-474E-AB77-A0E119043A87

51B0E409-118F-4301-AFBE-A4A69FCE65C1


 昨夜のこと、そろそろなぎをケージに入れて私たちも寝ようかと思っていたら、なぎが自らケージに入っていった。???。なぎは子猫なので一日中よく寝る。ソファで寝たり、テーブルの上で寝たり、いろいろなところでうたた寝をするが、ケージの中で寝ることはない。夜の就寝時間になったとわかったのだろうか。う~ん、不思議だ。その後も私が入り口を閉めるまでおとなしくしていた。たまたまなのか、今夜の様子が注目だ。
 あいかわらず食がすすまない。これまで一日三回食にしていたが、今日から四回食にして様子を見ることにした。ご飯を準備すればすぐ食べ始めるし、時間はかかるが結果してそれなりの量を食べている。もしかすると、食がすすまないというより一度に食べられる量が少ないのではないだろうかと。食べることがストレスになるとかわいそうなので、いろいろ試すことにした。

*なぎ、ボールで遊ぶ。
ECD3AAFE-28CB-4B38-9649-0C849B10AA66

 なぎが我が家に来てから「なぎの7日目」までは書こうと思っていたが、このパターンはそろそろネタ切れになりそう。今回は遊び(おもちゃ)について少しだけ。
 初日から釣り竿猫じゃらしは大好きだ。糸の先にトンボみたいなおもちゃがついているのだが、これを揺らしながら見せると夢中で飛びついてくる。たたく、つかむ、くわえるともうやりたい放題だ。これで遊ばせればけっこうな運動量になりそう。釣り竿猫じゃらしは私の担当になった。
 そして、この一日、二日で上手になったのがロビーボックス。ロビーボックスには3個のボールが入っていて、うまく爪を使えば取り出すことができる。はじめは箱の中のボールに触ることすらできなかったので、取り出すのはなかなか難しいだろうと思っていたら、一昨日からできるようになった。同じようなボールは他にもあるのだが、ロビーボックスのボールが一番好きなようだ。まるで「私が取り出したのよ」と誇示するように遊んでいる。

*なぎ、ロビーボックスの攻略に成功。
DFC4D25D-F305-4E1D-B0E5-7C8A17506328

 今朝も一番高いステップに座り、私が現れるのを待っていた。ケージに顔を近づけると鼻先をちょんと触ってくる。ケージの入り口を開けると、待ってましたとばかりに飛び出してきた。
 ご飯の食べっぷりが?なので、昨日ブリーダーさんに相談してみた。ムースの方がよければ一週間くらいムースをメインでいいというアドバイスをいただいたので、今日からムースのみにしてみる。ご飯を食器に入れて所定の場所に置いたら、すぐに寄ってきて食べ始めた。よしよしと思っていたのだが、3分の1くらい食べたところでやめてしまった。食欲がないというより集中して食べてない感じがする。食器から出してマットに置いたらまた少し食べ、私が手にのせて与えたらまた少し食べた。6割くらい食べたところで時間切れ。家を出る時間になったので妻にバトンタッチした。
 その後、食べ始めから1時間で完食したという報告があった。明らかに時間がかかり過ぎている。ブリーダーさんのところにいた時と違い、他の猫がいないので争いながら急いで食べる必要がないと思っているかもしれない。もう少し集中して食べてくれるといいのだが。

*なぎ、朝ごはん中なのにベッドで休憩。
8946E3CA-5D89-41EC-8401-FC13EA88F3BB

 なぎの今の様子は本来の姿なのか、それとも本当はもっと活発な女の子なのか。今でも元気に走り回っているので、これ以上に活発だとしたらすごくお転婆さんだ。
 なぎが「悪さ」をするときは、私たちの様子を見ながら隙を見つけて急いでするっていう感じだ。まあ、悪さと言っても私たちがダメと言っているだけで特に悪いことをしているわけではないのだが。
 今、注意されていることは家電のコードを噛むことと台所のエリアに侵入すること。この二つのことをすると「ダメ」と注意されてその場所から離されてしまう。注意されると、ごまかすようにおもちゃで遊んだりするのだが、ごまかしてる感が強く、隙を見てはまた「悪さ」に向かう。この繰り返しがけっこう長い。私たちもダメなことをわからせるように根気よくダメだしする。今日もなぎと根比べだ。

*なぎ、さすがのバランス・扇風機編
6.16なぎ(扇風機)

 なぎは朝何時ごろに起きているのだろう。私たちが寝た後、寝たり起きたりを繰り返していると思うが、朝、私が顔を出すといつも起きている。今日で4回目の朝だが、寝ていたことは一度もない。今朝はケージの一番高いステップのところでちょこんとお座りしていた。
 なぎのケージには1つの棚板と3つのステップがある。下から小ステップ、棚板、コーナーステップ、大ステップとなっているが、初日(二日目の朝)は棚板に、二日目はコーナーステップに、そして三日目と今朝は大ステップに座って、誰かが部屋に入ってくるのをドアの方向を見つめながら待っていた。鳴くこともなく「誰か早く来てよ」という感じで待っている姿は本当に愛くるしい。入り口を開けてやると喜んで出てくる。もう少し慣れていたずらをしなくなったら、ケージでなく外で寝られるようにしてあげるからね。

*なぎ、ケージを出てすぐサイドソファに乗っかる。
 6.17なぎ(サイドソファ)

 妻が新しいおもちゃを調達してきた。その名は「けりぐるみ」。蹴ったり、噛んだりするおもちゃ。
 帰って、なぎに与えたら驚くほど夢中になったらしい。商品説明には、またたび入りと書いてあった。またたび恐るべし。
 なぎは日に日にお転婆さんになってるようだ。お転婆さん上等、元気なのは何よりと思ってるよ。
 
*なぎ、けりぐるみと格闘す。
1340A15C-1743-4B77-AFD8-0293730DF8C0

 昨夜も夜鳴きは全くしなかった。やはり初日の夜は特別心細くて寂しかったのだろう。今朝はケージ内の一番高いステップにチョコンと座って、私を迎えてくれた。
 朝ご飯は、ムース2、カナガン1の割合にした。やはりムースの方が好きなようでムースは食べ切り、その後カナガンも食べたが少し残した。まあ、良しとしよう。
 昨日から20分早く起きて、なぎとの時間に充てている。妻が起きてくるとバトンタッチして出社する。なぎと一緒だと朝の時間はあっという間に過ぎ、余裕があるはずなのに最後はバタバタと出かけることになる。一週間もすればきっとこのリズムにも慣れるだろう。


*なぎ、さすがのバランス。
FB9A82AD-3F89-4705-BD6C-6A6661B8C491

お昼ご飯はあまり食べなかったようだ。ロイヤルカナンのマザー&ベビーキャットにしたら食べてくれたそう。まだ柔らかいムースの方が好きそうなので、夜もムース多め、カナガン少なめのご飯にした。まだ2ヵ月、徐々にカナガンに切り替えていければいい。
 なぎは、今日もよく動き回り、よく寝て元気に過ごしたらしい。おもちゃの使い方も上手になり遊びに夢中みたい、順調、順調。妻とはすっかり仲良しだ。今の時期はなるべく一緒にいてたくさん遊びたい。帰宅時間がどんどん早くなりそう。*なぎ、ロビーボックスに夢中。





電車の中でなぎの写真と動画を見ながら通勤(妻は家にいる)。なぎが我が家に来てから一週間は毎日の写真(or動画)を残そうと思う。ラガマフィンはロング&サブスタンシャルタイプの猫なのでなかなかに大きくなる。なぎはどのくらいまで大きくなるのか?楽しみな反面、少し心配でもある。ラガマフィンの平均より大きくなったら抱っこするのも大変かもしれない。
 そんなことを考えるだけでも楽しくなる。なぎは私たちの生活を少しずつ変えてくれる。なぎと暮らす毎日が幸せな毎日になるよう、できるようにしたいと考えながら会社に着いた。

*なぎ、ベッドに包まる。
18EE86A6-A0F2-44BA-9C7C-18D958E5732B

 昨夜は朝まで夜鳴きをしなかった。鳴いても誰も来てくれないともう学習したのだろうか?もし学習したのなら相当にお利口さんだ。
 私がケージの前に顔を出したら、ニャアーと挨拶してくれた。朝ご飯をあげるとムシャムシャとよく食べる。水も飲んで今日も絶好調だ。ご飯を食べ終わり、部屋の中を元気よく動き回っていたが、何となく予感がしてケージの入り口を開けたら、スッと入ってトイレに。しっかりウンチをして、これまた絶好調。今回は間に合ってよかったが、ケージの入り口はいつも開けておかないとトイレに行きたくても行けないよね。なぎ、ごめん。
 出社までの時間、なぎを見ていたが、テレビの裏に潜り込みたくて仕方ないみたいだ。テレビに接続されたケーブルが気になるらしい。ダメだよと引きずり出しても何回も潜り込もうとする。根気よく教えていかないといけないかな。

*なぎ、朝食後に水を飲む。
06CE24BA-4884-4AF4-9582-4E46950E3A4D

 今日の昼からご飯はふやかしたカナガン。食べてくれるか心配だったが、全く問題なかった。
 昨日のように家具の下に隠れることもなく元気に動き回っている。そして、妻の肩に顔を寄せて居眠ったり、私の指を触ったり舐めたり、もうたまらなく可愛い。1ヶ月くらい馴染めない子もいるそうだから、なぎは優秀かもしれない(親?バカ)。
 今、一番の問題は扇風機のコードを噛むこと。コードを噛むとケージに入れられる刑(出入口は開いている)が待っているのだ。今晩もニャンニャン夜泣きをするのかなぁ。

6月14日22時55分 体重731g

*なぎ、妻の肩に顔を寄せて居眠る。
0AA27C6F-91F5-4464-BFFF-F0FAA0514098

 なぎの二日目。なぎと遊ぶのが忙しくて記事を投稿できずにいたが、ようやく一息ついたので、今日の様子を少しだけ。
 昨日の夜、私たちがベッドに入った後、きっと寂しかったのだろうニャンニャンと鳴いて私たちを呼んでいた。夜泣きしても様子を見に行かない方がいいというブリーダーさんのアドバイスを守り朝まで無視した。見に行くと鳴けば来てくれると思わせるのはよくないとのこと。なるほど。
 朝、トイレを確認するとうんちが。おしっこもしていた。初日から失敗なし。お利口さんだ。昨日はケージの中の方がリラックスしているようだったが、今朝はケージを出たいアピールをしているように見えたので外に出してあげた。昨日とは全く違い部屋中を縦横無尽に動き回っている。一日にしてかなり慣れたようだ。

*なぎと猫鍋。
8BA14126-C29F-481F-9723-B4AD1AA7A203

 なぎがソファの下に隠れて2時間。一度出てきて少しクンクンと部屋の匂いを嗅いだ後、また他の家具の下に入り込んだ。そうこうしていると食事の時間になったので、おもちゃで何とかおびき出した。今晩のご飯はロイヤルカナンのマザー&ベビーキャット。ブリーダーさんに言われた量、8分の3をペロリと食べてくれた。食事をしてくれてホッとした。
 その後は、爪とぎに乗ったり、ベッドに乗ったり、部屋を探索。ひととおり探索したら、またまた家具の下に入り込んだ。トイレの場所を教えたかったので、おもちゃでおびき出し、ケージの中に入ってもらった。環境の変化もあるのだろう、私たちと会ってから一度もおしっこをしていない。ブリーダーさんによると一日二日おしっこが出ない子もいるそうだ。あまり神経質にならずに見守ることにした。それにしてもケージに入ってからは元気いっぱい動き回っている。

*なぎ、ケージの中でポーズをとる。
71A8DC9C-1A7D-4897-8757-DF13BE80200C


 なぎの受け入れもようやく一息ついたので、今日の様子を書けるようになった。

 13時の1分前ブリーダーさんのところに到着。挨拶を済ませ、ついになぎと初めて会うことに。かわいい、写真よりずっとかわいい。一目で心を撃ち抜かれてしまった。
 ブリーダーさんからいろいろと説明を受け、帰路につく。なぎはといえばキャリーの中で不安げな表情。仕方ないことだが少しかわいそうに思えてしまう。
 14時50分、我が家に到着。なぎはキャリーから出ると、一瞬キョロキョロしてすぐソファの下に潜り込んでしまった。それから2時間全く出てこない。


 *なぎ、ソファの下に潜り込み隙間から上を見る。
686AEFF9-D0E8-42A3-8BD7-C544FBB63ADD

 6月13日、いよいよお迎えの朝が来た。今日は一日雨模様。予定時間は13時なので朝はゆっくりできるのだが、早い時間に目が覚めてしまった。運動会の日の朝みたい。
 これから1時間30分ほどかけて、なぎを迎えに行きます。

 お迎えに向けて準備万端と思っていたが、買い忘れたものが一つあった。それはフード計量器。
 健康のため、成長を促すために食事はきちんとしなければともちろん考えている。キャットフードはブリーダーさんが与えているものを準備していたが、計量器は完全に忘れていた。月齢や体重により食事の適量は細かく決められているので家にある計量器では測れない。ちゃんとしたデジタル計量器を購入しなくて。

 明日、ようやくなぎを迎えに行ける。ようやくとかカウントダウンとか大袈裟に言っているが、なぎを我が家に迎えると決めてから、まだ1ヵ月も経っていない。決めたのは5月20日だから今日で23日目だ。
 現在の動物愛護法では生後50日目から引き渡しが可能だが、昨年6月の法改正により来年の6月頃からは生後57日目からの引き渡しになるそうだ。やはり2ヵ月くらいは母親と一緒にいた方がいいのだろう。なぎは生後62日目のお迎えになるのでちょうどいいタイミングだったかもしれない(人間の勝手な判断ではあるが)。
 ブリーダーさんからは、子猫のことを第一に考えて体調が悪かった場合は引き渡し延期と言われているので、とにかく元気でいてくれるのを願うばかりだ。

*写真はブリーダーさんからいただいた、なぎの動画をスクショしたものです。
なぎ(水槽)

ちょっと小休止ネタ。実は猫好きだった?猫と暮らすことを決めてから「オレって猫好きだったっけ?」と自分に問うことがある。猫を飼ったことはないし、猫と遊んだ記憶もほとんどない。父親の生き物嫌い(はず)から、家にいたのは金魚、熱帯魚、文鳥、インコくらいで一瞬だけ犬がいたという感じである。猫とはかかわりさえなかった。
では、猫好きだったかもと思うのはなぜか。それはネコの本(絵本)といえば思いつくものがいくつもあるからだ。例えば、佐野洋子さんの「おれはねこだぜ」、「100万回生きたねこ」、斉藤洋さんの「ルドルフとイッパイアッテナ」、馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」などなど。イヌの本(絵本)といわれてもあまりピンとこない。知らず知らずに猫を意識していたのかもしれない(かなりこじつけ)。
もう一つ猫に関してすぐ思い出すことがある。それは司馬遼太郎さんの「国盗り物語」の中の一節だ。織田信長が武田信玄に攻められないように貢物をする場面で司馬さんはこんなことを言っている。「猫は心中、人間に手なずけられているとは思っていないかもしれない。じゃれることによって人間を手なずけたと猫は思っているかもしれない。」このフレーズが中学生だった私の心になぜか強烈に響いた。猫、侮るべからず。それ以来、潜在意識の中でずっと猫が気になっていたのかもしれない(かなり強引)。なぎに手なずけられたい。
*佐野洋子さんの絵本「おれはねこだぜ」は傑作だと思います。まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってみてください。

 お迎えまで、あと2日。
 今日は雨。昨日、私の住む東海地方も梅雨入りした。平年と比べると2日遅いそうだ。お迎えの13日も午後はしっかり降りそうだ。
 今夜、ベッドとキャットフードが届く予定で、購入した全ての品物が揃うことになる。今日、明日は揃った猫関連グッズの配置を確認して、もう一度部屋の片付けをするつもりだ。あまり神経質になるのはよくないと思うが、何といっても猫と暮らすのは初めて、色々と気を使う。部屋を荒らされるのは構わないが、なぎが変なものを飲み込んでしまうといけないので、なぎの活動範囲にはなるべくモノを出さないようにしたい。片付けが苦手なので気合を入れて頑張らねば。

 Eテレのネコメンタリーを見た。今日は漫画家のますむら先生の3匹の猫が主役だ。
 放送内容についてふれる気は全くはない。ただ、モンの毛色がなぎに似ているんじゃないかと妻と話して盛り上がったということの報告。ようするに何かにつけて、なぎの話をするということだ。
 なんと平和な時間か。なぎは我が家に来る前から私たち夫婦に幸せを運んでくれている。本当に親孝行娘だなぁ。おやすみなさい。

 お迎えまで、あと3日。
 今日は休暇をとり整形外科へ。3月頃から右足の踵のあたりが痛くなかなか治らない。ランニングが趣味の私には走らないという選択ができず、痛みを感じながらだましだまし走っていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により年内のマラソンが軒並み中止に追い込まれたことで時間の余裕もできた。ここは踏ん切りをつけて治療に専念することにした。レントゲンの結果、骨には異常はなく、アキレス腱炎だろうと診断された。炎症であれば患部を休めるしかない。走れないのは寂しいが仕方ない。
 走れないとなれば、なおさら猫との時間が楽しみになる。早く会いたいという思いは募るが、こればかりは13日を待つしかない。それまでは部屋をキチン片づけ、なぎが困らないようにしよう。

 今夜は22時50分からEテレでネコメンタリーが放送される。見なくては。

このページのトップヘ